DaruMIX: だるま屋
December 12th, 2007 Posted in ゲームだるま屋は著名なゲーム音楽家たちで成り立つ革新的な東京インディーバンドである。打楽器・町田浩明はゲーム音楽アレンジCD 「Near Death Experience: シャドウハーツ Arrangetracks」に参加し、打楽器音を提供。歌手・岸川恭子は光田康典による「Armodyne」や 伊藤賢治による「Romancing SaGa: Minstrel Song」のサウンドトラックでボーカルとして参加。
これまでだるま屋はいくつかのイベントに顔を出しているが、植松伸夫氏が参加した「Hyper - Extra Game Music Event」でみられた方も多いと思われる。そこで、デビューアルバムからのタイトルソング「だるmix」に加え、思いがけない即興ヒフによるビート ルズの「ノルウェイの森」を演奏した。
だるま屋と共に演奏するギターはシャドウハーツシリーズで有名な作曲家・弘田佳孝である。今回、RPGFanは彼らのライブ演奏や日本のゲーム業界中でのコラボレーションについてお話をしていただける機会を得た。
Hiroaki Machida & Kyoko Kishikawa
翻訳:山本貴洋
RPGFan: バンド、だるま屋はどのようにつくられたのでしょうか?
町田浩明: だるま屋は岸川恭子が操る言語のないVOICE、ドラムを中心とし
結成当時はかなり試行錯誤で実験的な音楽性が多かったのですが
最近は結成当時にはあまり作曲しなかった日本語によるポップな楽曲
それ以外にも、アート 映像 舞台 映画 ゲームなどへ同じ比重でコラボレーションするための音楽を生み出し
RPGFan: ドラムと打楽器担当として町田さんはどんな影響をだるま屋の音楽に
また、アルバムDarumixでどんなサウンドをリスナーの皆さん
RPGFan: 今までドラマーとしてたくさんのバンドに在籍をして
そのたくさんの経験の中から得られたものをもとに
アルバムDarumixでは何種類かの方法で楽曲を制作しています
:僕が最初にベーシックなトラックを作曲して、そのトラックをもと
岸川恭子がメロディー、コーラスを作曲して制作する。
歌詞がある曲は岸川恭子が作詞します。
:2人のみの完全な生演奏の即興演奏を録音。
即興演奏の内容はそのままで、それをもとにアレンジをして制作する
:即興演奏を長時間録音したものを、編集作業で面白いと思ったとこ
それをもとにアレンジを加え、さらに仕上げでコーラスワーク
:声と打楽器のみの多重録音で制作する。
これらの方法で制作した楽曲がDarumixに収録されています。
人間が生みだす声と打楽器、テクノロジーの電子楽器の融合を心地よ
RPGFan: 日本国外のリスナーためにも、バンド名だるま屋の意味と成り立ちに
町田浩明:「だるま」とは日本では縁起物としてよく知られている人形です。
その丸い形から、「優しい気持ち」と「七転び八起き
そんな精神のもと音楽活動が出来ないものかとバンド名に
RPGFan: 最近行われた弘田佳孝さんとだるま屋のコラボについてお話を聞かせ
町田浩明: 岸川恭子がシャドウハーツ・シリーズで弘田さんと係わっていたこと
とても尊敬する音楽家であり音楽性も影響をうけています。
だるま屋として弘田さんの作品への参加は「near death experience, SHADOW HEARTS Arrangetracks」があります。
岸川恭子がVOICE、僕がドラムで数曲参加しています
この時から弘田さんの作り出す音楽とだるま屋でコラボが出来ないも
このアルバムの発売から数年たって、やっとライブという形でコラボ
弘田さんの楽曲やエレクトロに対する考えや姿勢はとても素晴らしく
演奏方法もPCから出力するエレクトロに 生演奏によるVOICE ベース 打楽器で演奏を発展させていくという斬新な組み合わせでした。
演奏中たくさんアイディアが浮び、また一つの新しい音楽の可能性を
ライブへお越しいただいたお客様にも楽しんで頂けたと思います。
今後も機会があれば是非このコラボをしてみたいです。

RPGFan: 岸川さん、ライブコンサートで歌を歌うのと比べて、Hyper Game MusicのアルバムにむけてPhoenixionを歌うといっ
岸川恭子: 通常のライブでは、スキャットで歌う時はかなり即興性を重
RPGFan: ライブコンサートでその曲を演奏するにあたり、グループとしてどのような準備が必要だったのでしょうか?
岸川恭子: Extraへの出演に向けて、合計3回のリハーサルを行い
今回のバンドにはギタリストが二人おりまして、まずは楽曲ごとに
そして最も楽曲の雰囲気を左右するパーカッションに関しては
リハーサル中にまた新しいアレンジも生まれていき
私のボイスもリハーサルから比べると、さらに発展したボイスでP
RPGFan: 次にだるま屋に続くものは何なのでしょうか。近いうちに製作されるゲームでも岸川様のお声をまた聴くことがで
岸川恭子: 日にちはまだ未定ですが、だるま屋最新アルバム
機会がありましたら、是非とも聴いていただきたいです。
また、現時点では、新しいゲーム音楽への参加はまだ決まっており
しかし、これからも様々なゲームの世界を声で表現していきたいと
Kyoko Kishikawa & Yoshitaka Hirota
RPGFan: いつごろから歌手としてのトレーニングを始めたのでしょうか? また、ゲーム音楽界に足を踏み入れたきっかけはなんだったので
岸川恭子: 高校卒業後、演劇の勉強をするために、東京へと上京しました
働きながら芝居を学び、同時に友人達とバンド活動も楽しんでおり
28歳の時に、知人と参加したジャズセッションで
この時期は周り先輩達から助けてもらいながら、最も声を訓練した
ボイスの練習を積んでいたころ、弘田佳孝さんから
この時は本当に嬉しく思いました。
RPGFan: このアルバムDarumixでは、スキャットでお歌いにな
岸川恭子: Darumixを聞いていただきありがとうございます。
実は、私は始めからスキャットが出来ていたわけではなく
でも、本格的にスキャットの練習を始めた頃は、まだ日本では知名
しかし現在は、スキャットやボイスパフォーマンスは
以前、とても悩んでいた時に、先輩が「ボイスは続けたほうがいい
そして何年もたった今、本当にそう感じています。
RPGFan: 岸川さんはこれまで伊藤賢治, 朝倉紀行,
光田康典というゲーム音楽界で今活躍中の作曲家のアルバムに歌手
岸川恭子: 「天誅・千乱」のオープニングとエンディングは日本語の歌詞で歌
弘田さんをはじめ、伊藤さんも光田さんも、録音の時はとても自由
そして、自由に歌うことで産まれてきた旋律を話し合いながらつな
私のようなタイプの歌い手をうまく生かすのは、なかなか難しいと
私を起用して下さった作曲家の皆さまは、本当に私を信頼して下さ
心から感謝しています。
RPGFan: 日本国外のリスナーのためにも、「Extra - Hyper Game Music
Event」についてお話してくれませんか。また
岸川恭子: このイベントは本当に楽しかったです。
たくさんの素晴らしいクリエーターの方々とお話することが出来ま
また、伊藤さんの楽曲を3曲歌わせいただきましたが
とてもとても幸せな1日でした。
Interview conducted by Jeriaska. Translation by Takahiro Yamamoto.



